2019年度の大河ドラマ「いだてん」がはじまって4か月が経過したところです。
いだてんの評判なんですけど、おもしろくない、つまらない、というのもあれば、
おもしろいよという評判もあるみたいです。
視聴率はずいぶん低迷しているようです。
ここでは、いだてんの評判について、紹介したいと思います。
大河ドラマ「いだてん」はおもしろくないという評判
大河ドラマ「いだてん」について、その視聴率が示しているように、おもしろくないとの評判が多くみられます。
ネット上から、おもしろくないとの評判の声を拾ってみます。
主人公に華がない。
大河って、良くも悪くも歴史上の逸話を今風に脚色するから面白いのであって初めてオリンピックに出た人をフューチャーしてもピンと来ない。
皆が興味のない人物の生涯をだらだらと1年間にわたって見せられても退屈でしかない。
金栗四三のミスキャスト。主人公が鈴木亮平や玉木宏のような役者だったらおもしろいと思います。最後まで勘九郎には馴染めないと思う。
森山未來、役所広司などぴったりの俳優を選んでいるのに、なぜ勘九郎にしたのでしょう。
若き志ん生が主役を喰っちゃってる。金栗くんに頑張ってもらいたいけど感情移入できず、感動しない。
↑こんな感じの評判です。
つまり、主人公のモデルである金栗四三というモデルに魅力がないという意見、
また、その金栗を演じる中村勘九郎(の演技?)に魅力がないという意見から、
いだてんがおもしろくないとの評判があるようですね。
みなさんはいかがでしょう?
織田信長や坂本龍馬の出てこない大河は大河じゃないと思っている人が多いんですよ。
日曜夜の大河は時代劇(幕末以前)じゃないと納得しないのでしょう。
「戦国時代から江戸時代初期か幕末以外の題材を扱ったものは大河じゃない」という変な保守が多いからだと推測されます。
大河ドラマは戦国時代か幕末でなければならないと考えている軍事オタが拒絶しているから。
↑こちらは、大河ドラマの時代設定を戦国時代や幕末あたりのいわゆる「歴史のヒーロー」的なものでないことがおもしろくない評判が多いとの意見ですね。
今年度の大河ドラマいだてんは明治から昭和の時代設定になっていますので、
戦国の武将や幕末のヒーローを扱うのが大河ドラマの定番だという固定ファンが敬遠しているのではないかと、
つまり、おもしろくないとの評判は、時代劇ファンがおもしろくないと言っているのではないか、という意見です(笑)
東京オリンピック開催の直前に放送されていることで、現政権に対する追従番組だとして拒絶している視聴者がいるから。
来年の東京五輪に乗っかった企画のあざとさ。
ころころ時代が変わる脚本が分かりずらい。
たけしの活舌の悪さ、落語家に見えない。
途中に落語を挟むのを辞めないと。話が寸断されて感情移入できない。
コミカル過ぎる軽いバタバタしたあわただしい作風、演出などが今までの大河と異なりすぎる。大河作品らしい歴史ものの重厚さが皆無。
この脚本家は手法にばかりこだわっていて、ドラマとして一番大事な感動というものがない。
明治と昭和がシンクロしている、マラソンランナーと落語がシンクロしている。人物像を深堀りしないで、芝居がかった演技でおふざけしている。大多数の人はそんなの望んでいないよ。
↑その他のおもしろくない意見をまとめましたけど、
現政権の応援番組だからおもしろくない、
演出手法によってドラマがおもしろくないとの評価ですね。
以上、大河ドラマいだてんの評判のうち、おもしろくない側の評価などを紹介してみました。
いだてんをご覧になられている方々はどのような評価をされますか?
大河ドラマ「いだてん」はおもしろいという評判
おもしろくないという評価に対して、おもしろいよという評価もあります。
次に、いだてんはおもしろいという評判を拾ってみます。
オリンピックやスポーツにあまり興味のない(東京五輪開催にも反対)私ですが、そのポリシーを覆させるほどの名作だと思ってます。
スポーツを見る感動を知ってる人なら、この斬新なドラマを、設定だけで涙無しには見られないだろう。
近現代史は大河ではほとんど手つかずの分野なのでとても興味深い。いつも信長・秀吉・家康ばかりじゃうんざりしてきます。「麒麟が来る」はあまり期待していません。
「たった100年くらい前でも今とこんなに違うんだ」とツッコミどころも含めて楽しく見ています。
スポーツがいかに時代に翻弄され発展を阻まれてきたか、昔の日本人にスポーツという概念がどのように生まれ育ってきたか。その経緯や関係者の苦難が凄く伝わってきます。
中心人物や時代を頻繁に切り替え、ある人物視点で描いたところをまた別の人物視点で描き、回を重ねるうちにストーリーがよくわかってくるように作る、天才の成せる業です。
これらがいだてんがおもしろいと評価される方々の評価です。
・・・お気づきになられましたでしょうか(笑)
おもしろいとの評判の根拠と、おもしろくないとの評判の根拠、がほぼ同じ!
つまり、いだてんの時代設定をおもしろくない人もいれば、おもしろい人とに分かれているということです(笑)
クドカンの脚本をおもしろくない人もいればおもしろい人もいるということです。
大河ドラマいだてんの評判、おもしろいと感じる方の意見とおもしろくないと感じる人の意見を比較してみたら、
結局は、観る人たちの好みの違いによるという、至極当たり前の結論に至りそうです(笑)
しかし、いだてんの視聴率は過去の大河ドラマと比較してみると、歴史的なほどの低迷ぶりのようですから、
西郷どん、直虎、真田、官兵衛などと比較すると、おもしろくないと感じている方が多いということが考えられますでしょうか。
あ!勘九郎さんには申し訳ないですが、
いだてんをおもしろいと評価される意見の中に、勘九郎さんが良い・・・という意見を見つけられませんでしたm(__)m
私は応援していますよ!(笑)
私見、おもしろい、おもしろくない
大河ドラマいだてんはおもしろいのかおもしろくないのか、評判は?
の最後に、私見を述べさせていただきます!
私は、28作品目の「飛ぶが如く」から大河ドラマをみている歴史好きです。
あ!歴史と同じくらいスポーツも好きです(←スポーツの歴史も好きです笑)
私にとって、おもしろい大河ドラマもあれば、イマイチな大河ドラマもありました。
勘助、兼続、官兵衛あたりは印象に残っていますけど、
竜馬、江、直虎あたりは、ちょっと・・・。
また、大河ドラマではありませんでしたが、「真田太平記」は今観ても涙を流すくらい好きですけど、
同じ真田を扱った、評価の高い「真田丸」は微妙な感じでした(笑)
朝ドラは観たことがありません、特にクドカン好きではありません(←本は面白かったですけど)。
そんな、特別な大河ファンでもない私は、
今回のいだてんは、ぶっちゃけ、おもしろくないことはありませんけど、
今のところ、おもしろいとも思わないですm(__)m
2019年の番組スタートから一応全て観ています。
おもしろいと感じるシーンもあれば、途中で寝てしまった回もあります。
個人的に、落語のくだりが要るのかなぁと思います、森山くんの演技は凄いと思いましたけど。
やはり、ドラマにしても映画にしても、観る人がどう感じるかなんてのは、それぞれなんだと思います。
今回のいだてんは、東京オリンピック開催に向けた啓発的な要素のあるドラマかもしれませんが、
主人公が初めてオリンピックに出場した金栗四三と、
1964年の東京オリンピックを招致した中心人物の田畑政治ですから、
今後、どんな仕上がりを見せていくのか、最後までみてみようとは思っています。
もっと面白くなることを期待していますけど(笑)
まとめ
以上、今回は、低迷していると言われている大河ドラマいだてんについての評判、
おもしろいという意見とおもしろくないという意見を比較してみました。
視聴率から、他の大河ドラマと比べると、おもしろくないと評価する方が多いんだと思います。
他のテレビドラマと同じですね。
ただ、大河ドラマは期待が大きいでしょうから、低迷したときの反響も大きいんでしょうね。
今後も注目していきたいと思います。
この記事が読んでくださったみなさんの気になる情報のお役にたてればうれしく思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。