こどもの日、端午の節句に食べられる「かしわ餅」や「ちまき」。
お祝い事の食べ物としての由来もあるようなんですけど、
スイーツ好きの方にとっては、美味しいスイーツをいただける絶好の機会でもありますよね!(笑)
この「かしわ餅」「ちまき」は、日本各地にいろんな種類があるのをご存知ですか?
ここでは、こどもの日に食べられる「かしわ餅」「ちまき」のいろんな種類を紹介したいと思います。
お取り寄せして、食べてみません?スイーツとして!!(笑)
こどもの日の定番「かしわ餅」「ちまき」
こどもの日、端午の節句のときに食べられるお菓子は、
- かしわ餅
- ちまき
が定番だと思いますけど、
みなさんは、どちらを食べました?
私のように両方?(笑)
本来は「節句のお供え物」のようなんですけど、
今では、こどもの日に食べる縁起物のお菓子、スイーツとして定着していますよね。
かしわ餅、ちまきの由来などは、専門の方々にお任せしますけど、
端午の節句の縁起物のお菓子として、かしわ餅やちまきが食べられるようになったのは、江戸時代中期からのようで、
一般的には、東日本の定番が「かしわ餅」、西日本の定番が「ちまき」という形が定着しているようですね。
・・・みなさんは、かしわ餅、ちまき、どっちでした?
はたまた、「かしわ餅」でも「ちまき」でもなかった!という方はおられませんか?(笑)
はい!日本各地にいろんなかしわ餅&ちまきの種類、派生?原型?があるようなんですね。
いろいろ調べてみますと、
江戸で生まれた「かしわ餅」は「柏の葉」で包むことで名前の由来となったようです。
西日本では柏の葉の確保が難しかったので、
他の葉っぱで代用して「かたらもち」「かからだんご」などとなった(その地域では「かしわ餅と言うようです」)・・・とされているようなんですけど、
実は、柏の葉ではない葉を使っていた「かたらもち」や「かからだんご」がお菓子の原型で、
それらの葉が手に入らなかった江戸で柏の葉を使って「かしわ餅」ができた、とする説もあるようです(笑)
ま!つまり、かしわ餅は、江戸時代の江戸で生まれたお菓子だということのようです。
~背くらべ ちーまーき食べ食べ~
↑の、ちまきは、2000年以上前に中国で生まれた食べ物で、
日本では平安時代から食べられているようで、端午の節句が中国から伝承されてきたときから、セットの食べ物として伝わってきたようです。
かしわ餅よりも古い食べ物なんですね、ちまきは。
こどもの日に「ちまき」を食べるのは京都近辺が多いようですけど、これは、中華ちまき、ではありませんからね(笑)
ちゃんとしたお菓子、スイーツのちまきですので気をつけください(笑)
で!この「かしわ餅」や「ちまき」ですけど、日本各地にいろんな種類があるようなんですね。
しかも!こどもの日に食べられる縁起物として。
次で、それらを紹介します。
日本各地のかしわ餅のようなスイーツ
まずは、かしわ餅のいろいろな種類を。
ただし、本来「かしわ餅」って柏の葉で包まれたものですから、ここでは、かしわ餅のように、「葉っぱで包まれたかしわ餅に似ている」こどもの日に食べられるスイーツ、という分類でいきます(笑)
いばら餅(三重県ほか)
↑三重県や滋賀県などで食べられる「いばら餅」です、かしわ餅と似てるでしょ?
三重県近辺の方々、こどもの日は「いばら餅」でした?
いびつ餅(淡路島)
↑淡路島では「いびつ餅」がこどもの日に食べられるそうです。
いばら餅とほぼほぼ同じですね。
かから団子(長崎県ほか)
↑長崎ほか九州各地にある「かから団子」、やはり、いばら餅、いびつ餅と似ていますね。
以上、「いばら餅」「いびつ餅」「かから団子」の3つを紹介しましたけど、
この3つのお餅?は、全て「サルトリイバラ」という植物の葉が使われているんですね。
ほか、西日本の広い地域で、呼び方?お菓子の名前?は違いますけど、同じ作り方がされているようです。
そして、これらを「かしわ餅」とネーミングしているところもあるようですよ。
かしわ餅には、このような種類があるようです。
日本各地のちまきのようなスイーツ
次に「ちまき」の種類ですけど、
こちらも、「ちまき」のように、植物の葉でぐるぐるに覆われる、という形状を「ちまき」のようなスイーツとします。
笹巻(山形県ほか)
↑山形県の庄内地方や、島根県の出雲地方の「笹巻」はちまきの仲間ですね(笑)
写真のように、きな粉や砂糖醤油などをかけて食べるんだそうです。
あくまき(鹿児島県ほか)
↑鹿児島県などの「あくまき」もちまきの仲間ですね。
やはり、きな粉や白砂糖などをかけて食べます。
ダイレクトで食べちゃだめですよ!ただただ苦いだけですので(笑)
笹団子(新潟県)
↑新潟県の「笹団子」もちまきの仲間。
こちらは、「笹巻」「あくまき」とは違い、お団子が包まれているタイプのちまきですね。
以上、「笹巻」「あくまき」「笹団子」はちまきの種類です。
ちまきには、お菓子ではないちまきも含めていろんな調理方法があるようなんですけど、
このこどもの日に食べるスイーツとしての「ちまき」には、灰汁(あく)を使うタイプがあるのが特徴でもあるでしょう。
地域によっては、この灰汁を使ったちまきがこどもの日の「ちまき」だったりするようです。
みなさん、ちまき、食べたことあります?
その他こどもの日のスイーツ
最後に、かしわ餅でもなく、ちまきでもない、こどもの日に食べるスイーツの種類を紹介します。
べこ餅(北海道ほか)
↑北海道や青森県などの東北地方では、こどもの日に食べられる「べこ餅」という種類のスイーツがあるようです。
画像のように、いろいろなカラーがあるようですよ。
鯉菓子(長崎)
↑長崎にはこどもの日をお祝いするための凄いスイーツがあります!「鯉菓子」です(笑)
「ケンミンショー」でも紹介されたこともあるようですが、
これ、長崎以外にもあるんでしょうか!?
食べるときは・・・ぶつ切り?かぶりつき?(笑)
ケーキ端午の節句バージョン
こどもの日に合わせて、洋菓子専門の方々も負けてはいません!
こどもの日に合わせたケーキもいろいろあるようです。
・・・「和」はちょっと・・・って子供さんもいらっしゃるかと、
そうなると、やっぱりケーキか!
↓いろんな見た目楽しい、かわいいケーキがあるようですよ。
↑ブッシュドノエルタイプの鯉のぼり? これはインパクトありますね!
↑鯉のぼりのパイ??
絶対に子供さんたちは喜ぶでしょう!
↑あまり小さい子供さんだと、兜がピンとくるかどうか(笑)
でも、見た目のインパクトは凄い!
こどもの日に食べる縁起物っていろいろあるんでしょうけど、
子供さんの好みに合わせて準備したいですよね。
そして、ついでに!大人の方、女性の方も、こどもの日にかこつけて、スイーツを楽しんでしまいましょう!
私はそうします(笑)
まとめ
以上、ここでは、こどもの日の定番スイーツ、「かしわ餅」「ちまき」を紹介しました。
かしわ餅もちまきも、1年食べられるかもしれませんけど、
やっぱり、スイーツとして季節イベントでも楽しみたいですよね。
我が家では、子供たちが「あんこ」がだめでしたので、子供たちが食べるのはもっぱらケーキ。
ついでに、スイーツ好きの大人は、かしわ餅&ちまき!をいただいていました(笑)
生まれたところを離れて生活されている方々は、育ったところのこどもの日スイーツを食べてみたくなったりしません?
1年に1度、かしわ餅やちまきを楽しみたいですよね。
今回の記事が読んでくださったみなさんの気になる情報のお役に立てればうれしく思います。
よかったら関連記事の以下もご参照ください。
→大とろ牛乳はどこで買える?お店や通販など購入方法を紹介します!
最後まで読んでいただきありがとうございます。