作文が上手になるコツのひとつ、「説明文」を覚えてみませんか?
学校の課題である作文、その多くは「説明文」なんです。
この説明文を覚えること、書くことができるようになると、作文を書くことに役立ち、
また、長文や小論文の書き方にも影響します。
ここでは、個人的経験によります「説明文」の書き方を紹介させていただきます。
主に小学生向けの説明文です。
作文のほとんどは「説明文」なんです
学校の課題である作文のほとんどは「説明文」なんですね。
学校から出される作文の課題と言うと、
- 日記
- 読書感想文
- 将来の夢
- 夏休みの思い出
↑などなど、あると思いますが、
例えば、
日記は、その日にあった出来事を説明、
読書感想文は、読んだ本や本の内容を説明、
将来の夢、夏休みの思い出などは、将来についてや夏休みに心に残ったことを説明・・・、
という具合に、それぞれのテーマに沿って説明をしなければなりませんよね。
つまり、小学生の課題であるいろいろな作文は、物事を説明する文章←説明文であることがほとんどなんです。
作文や文章を書く力を磨きたい方は、まず、このことを覚えておいてほしいと思います。
ただし、作文というのは、物事の説明をすれば良いだけではなくて、
その説明についての「自分の感想」「自分の意見」を付け加えることがほとんどでもあります。
ですので、この記事でいう「説明文」とは、
- 説明文+感想=作文
- 説明文+意見=作文
↑と覚えておいてもらいたいです。
説明文+感想の代表的なものが、小学生の夏休みなどの課題の「読書感想文」だったりするんですよね。
だから小学生が作文が上手になるコツは説明文!
このように、小学生の課題のほとんどは、何事かについての説明をする文章が作文です。
ですので、作文が上手になるには、説明文を書けるようになることが、コツとなります。
じゃ、小学生が、その説明文を書けるようになるにはどうしたら良いのか。
はい、何事かを説明するときには、説明する力が必要になります。
説明する力というのは、
- 要約する力(考え方)
- とりまとめる力(考え方)
↑のことであり、この考え方を鍛えることが必要になります。
加えて、文章で説明するということを考えたときには、
短く&簡潔に!
要約する、とりまとめる、ということも必要です。
そもそも作文は、読む人に、自分の考え方や感じたことを、文章・文字で、伝えること、←ということが本質ですので、
考え方やどう思ったかが明確でなければ、文章や文字にできないですよね。
ですので、文章や文字を書く(←作文を書く)には、行きつくところ、要約する力、とりまとめる力が必要になるということになります。
この要約する力、とりまとめる力を鍛えることで、説明文を書くことができるようになり、
文章や作文を書くことができるようになる、ということになります。
説明する力=要約する力が必要ということで、
要約する力があるかどうかが、説明文&作文を上手に書けるかどうかのポイントです。
小学生が説明文を書けるようになるためのトレーニング方法
繰り返しますが、作文のほとんどは、説明文です。
作文が上手になるコツのひとつは、説明文を書けるようになることです。
説明文を書くには、要約する力、とりまとめる力が必要になります。
では、その要約する力、とりまとめる力を鍛えるにはどうすれば良いのか。
そのトレーニングには、次の2つの方法があります。
- 短作文を書く
- 説明文・解説文を読む
↑です。
↓こちらの記事で紹介しているのですが、
→小学生の作文ドリルのおすすめは「らくらく文章術ドリル」です!
短作文(短文)とは、「。」←句読点を3つ使う短い文章のことです。
説明文を書くときに、だらだらと、とりとめもなく、長い文章を書いたとしても、それは要約していることにはなりません。
手短に、簡潔に、説明することが必要です。
この手短に、簡潔に、説明する文章が、短作文(句読点を3つ使った文章)です。
何事かを説明するときに、短作文で説明できるようにトレーニングしてみましょう。
このトレーニングは、自分の考え方を簡潔にまとめるという考え方を鍛えるということになります。
また、説明する方法、要約する方法の参考として、いろいろな説明文や解説文を読むことを心がけましょう。
説明文や解説文とは、例えば、
動物図鑑の動物の説明文だったり、
ゲーム攻略本などのモンスターの解説文、必殺技の解説文、などなどです。
図鑑や攻略本などのそれぞれの動物だったりモンスターなどを説明、解説している文章は、
正に、短い文章で説明されている、短作文であり、説明文なのです。
100~200文字程度の説明文をたくさん読むことは、説明文を書けるようになるためのトレーニングのひとつです。
このように、説明文を上手に書けるようになるためには、
短作文を書いてみること、説明文や解説文を読んでみること、
この2つのことをたくさん繰り返しやってみる(トレーニング)ことが効果的です。
この実践を積み重ねていくことで、
要約する考え方、とりまとめる考え方ができるようになって、
考え方ができてくることによって、説明文を書けるようになるということになります。
繰り返しになりますが、
説明する力(考え方)がついてくれば、それをスムーズに文字にすることができるようになりますので、
作文を書くことができるようになります。
つまり、作文が上手になるには、
説明する力をつけること、説明文を書けるようになることが、コツということになります。
↓このブログでおすすめの作文ドリル「らくさく文章術ドリル」では、説明文についても詳しく学べます。↓
まとめ
以上、ここでは、作文が上手に書けるようになるためのコツのひとつ、説明文について紹介しました。
学校の課題、小学生の作文の課題の多くは説明文です。
説明文を書けるようになるためには、要約する力、とりまとめる力が必要です。
その力を磨くためには、
短い文章を書いてみること(短い文章で説明してみること)、
図鑑等の中の説明文、解説文を読んでみること、が効果的です。
また、この説明文を組み合わせていくことによって、長文の文章が書けるようになるでしょうし、
長文の文章が書けるようになれば、小論文を書くことにもつながっていきます。
作文の基礎が短作文、作文が上手に書けるようになるための説明文ということを覚えておいてもらいたいと思います。
今回の記事が読んでくださったみなさんの気になる情報のお役に立てればうれしく思います。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。